日本光学会光波シンセシス研究グループ
Research Group on Lightwave Synthesis
光波の諸性質を制御し、所望の特性を持つ光を合成したいという要求は光学研究者の究極の夢であるばかりでなく、
情報通信、物性研究、材料加工、化学合成・分析等の理学的・工学的応用の面からも潜在的・顕在的に求められています。
本研究グループは、光波の性質を決めるパラメータである、周波数・振幅・位相・波面・パルス波形・コヒーレンス・
スペクトル・偏光を積極的に制御、統合する事により新たな光波の「シンセシス(創成あるいは統合)」の可能性を探ることを
目的として2000年に発足しました。
これまで「光波シンセシス」の最新動向のウォッチングと言う観点から10回の研究会を企画、立案して参りました。
今後は、より実りある研究会の運営を目指し、「会員を中心とする研究成果報告会」を年2-3回、
「光波をシンセサイズするための3要素 光波制御・光機能材料・光波応用に関する最新トピックスを取り上げるシンポジウム」を
年1回程度組織し、研究会会員の相互の情報交換と有機的な共同研究の推進などを充実させて行きます。
また、研究会は会員の方には公開ですので、会員登録の上、参加頂ければ幸いです。
幹事一覧
代表 東京大学 芦原 聡